
超精密ハイレシプロ平面研削盤 SGC-215
今までになかった超精密・超高能率 平面研削盤。
従来にない能率・精度で
超硬金型部品の平面研削が可能。
|超精密ハイレシプロ平面研削盤「SGC-215」の特長
- ・「超硬金型部品加工」に最適な超精密平面研削盤。
- ・加工面積180mm×130mmに対して、砥石径Φ180~255で高能率加工。
- ・40m/minのハイレシプロテーブル搭載。
- ・「長期間」に亘って、高い機械精度を維持。
- ・「加工品位」は高く、「砥石寿命」は長く。
- ・ライン化・自動化にも対応可能なマシン設計。
マシン設計
超硬金型部品加工のために開発された
革命的なマシン性能と精度。
超硬金型部品加工には、ブランク状態から精密な平面研削(6面体製作)が必要です。
この工程をどこよりも精密に、どこよりも能率よく行うために開発された革新的なマシンです。
圧倒的な加工能率を実現するマシン設計。
180×130mmの加工面積に対して、φ180~255の砥石(従来小型機の2倍のサイズ)での加工が可能なハイレシプロ平面研削盤。
基本的な構成から、圧倒的な能率と精度を追求するために開発されたマシンです。
40m/minの高速送りでも、サブミクロンの真直度、反転振動も極小。
40m/minの速度での左右テーブル反転が可能。精度とともに能率も追及できます。
また高速送り時にもテーブル左右軸の浮き上がりを抑え、振動の減衰性にも優れた非接触多面拘束油静圧案内を採用しています。
かつてない加工精度を実現するための新設計。
SGC-215には新設計のT字一体型ベッドを採用。オーバーハングのない安定した精度・品質での加工が可能です。
従来の汎用研削盤に対して、幅の広い厚いコラムを採用し、高いマシン剛性を実現しています。
0.1μmの指令値に対して、極めて高い指令値追従性、繰り返し再現性を実現。とことん精度の高い加工を追求できます。
圧倒的な加工精度
一目瞭然の精度と品位。
加工面とエッジのシャープさを見れば、加工結果の違いは一目瞭然です。
SGC-215は1μm以下の平面・平行・直角度を持つブロックゲージの製作が容易にできるマシンです。
形状精度だけでなく、加工品位、能率にも徹底的にこだわりました。
自社開発・一貫製造の油静圧スピンドル。
砥石軸にはナガセ社内で一貫製作された超精密油静圧スピンドルと極低振動モータを搭載。
高い剛性と回転精度を誇り、高能率な前加工から高番手砥石を用いた仕上げ加工まで対応できます。
精度・能率・寿命を高める動バランス測定・修正装置。
砥石だけでなく回転系全体の動バランスの精密測定、自動修正が可能な新型バランスドクター(op)を搭載可能。
加工精度・能率だけでなく、砥石寿命も向上させることができるマシンです。
最新の「爆削」仕様への対応可能。
ご要望に応じて、ナガセの最新のクーラント濾過・供給、改質技術「爆削」仕様への変更も可能。
詳細は弊社営業までご相談ください。
標準化・自動化への対応
将来の標準化・自動化に
対応できるように設計しました。
機械本体への寄りつきのよさ、複数台配置を考えたマシン幅…
超硬金型部品加工の将来的なライン化・自動化に対応できるように、
ナガセのハイレシプロ研削盤は設計がなされています。
マシン前面のスペースを有効活用できます。
機械レイアウトを固定できるコラム型構造を採用。サドルが前後しないため、機械前面のスペースを有効活用できます。
マシン本体はシリーズ内でほぼ同じ幅で設計されており、ライン化の際も配置が容易です。
最新の操作ソフトZero3を標準搭載。
日常的な加工をスピーディ・容易に行える最新の対話ソフト「Zero3」を標準搭載。
各工程ごとにきめ細やかな加工条件の設定が可能です。平面、溝加工ともに5つの設定条件まで記憶できます。
またトラバースジャンプ研削や多様な溝研削機能を標準装備。
システム治具・多関節ロボットへの対応。
ご要望に応じて、マグネットチャックをシステム治具へ変更することも可能です(要相談)。
さらに多関節ロボットなどを用いたマシンへのワーク供給・交換などへの対応も可能な設計です(要相談)。
仕様
テーブル作業面積:180mm×130mm
チャック寸法:180mm×130mm
左右テーブル軸送り速度:40m/min
上下最少設定単位:0.1μm
前後最少設定単位:0.1μm
砥石サイズ:Φ180~255×8~19×Φ50.8mm
所要設置面積:W1765×L4250×H2100
機械重量:6500kg
■内容・仕様等は、予告無く変更することがあります。
また、説明の内容や写真はオプション仕様を含んでおりますので、御発注の際には、必ず製作仕様書にて確認下さい。
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